以前水木しげるさんが雑誌のインタビューで語られていたのをふと思い出しました。「お化けが住みにくい時代」なんとなくわかる気がします。・・・昔の私の祖父母の家なんかはきっとすごく住みやすかっただろうなって思います。瓦屋根や窓は風が吹いたらガタガタなって、隙間風が通り抜ける畳の部屋。黄ばんだ障子には千切れたり穴あけが沢山あって、それからカビ臭い物置、ぎしぎしきしむ木の廊下、突然横切る野良猫、ゆらゆら揺れる豆電球と勝手口の立て付けの悪い扉。そして臭くて怖くて大嫌いだったぼっとん便所。。。でも今は、夜でも安定して明るい家、抗菌処理の施されたお風呂やトイレ、風続きをみる
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